動脈硬化の程度は、CAVIとABIの検査結果でわかります
動脈の硬さの程度を表しています。年齢が高くなるに従ってR/L-CAVIの値は高くなります。
※正常範囲は8未満です。
CAVI ≧ 9.0 | 動脈硬化の疑いあり |
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9.0 > CAVI ≧ 8.0 | 境界域です |
CAVI < 8.0 | 正常範囲です |
足の動脈の詰まりの程度を表しています。ABIの値が低くなるに従って、狭窄や閉塞の可能性が高くなります。
※標準値は0.91~1.4です。
ABI ≦ 0.9 | 末梢動脈疾患の疑いあり |
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1.41(※) ≦ ABI | 足首の血圧が高めです (石灰化などの疑い) |
※アメリカ心臓協会(AHA)の基準値採用の場合は1.3です。
今回のCAVI計測値(縦軸)と被験者の実年齢(横軸)の交差する所に丸印●をマークします。
相当年齢は、計測値から実年齢と標準偏差を考慮して求め、下矢印線で相当年齢を示します。
左右のCAVIを計測して場合には右足を黒丸●、左足を緑丸●で表示しています。
BMI(kg/m²)=
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIが25以上の場合を
肥満としています。
過食せず規則正しい食事と適度な運動を心がけましょう。
動脈硬化はあまり自覚症状がありません。
しかし放置すると、狭心症・心筋梗塞・脳出血・脳梗塞など命にかかわる疾患の原因となります。
定期的に検査を受けて、動脈硬化の早期発見と治療に努めましょう。
思い当たるものは改善しましょう!!
各項目の正常値を保つよう、日頃からの心掛けが大切です。
正常血圧:130/85mmHg未満
空腹時血糖:110mg/dl未満
HbA1c:5.8%未満
現在より半減~禁煙
休肝日をつくる
接種エネルギー量
男性:1600kcal以下
女性:1400kcal以下
総コレステロール:220mg/dl未満
中性脂肪:150mg/dl未満
HDLコレステロール:40mg/dl以上
LDLコレステロール:140mg/dl未満
血中尿酸値
男性:7.0mg/dl以下
女性:6.0mg/dl以下
平均歩数
男性:9200歩
女性:8300歩
適度な運動や
趣味で気分転換
生活習慣の改善が基本です!!
(厚生労働省 1973年 Breslow7つの習慣が大切である)