健康診断で再検査と言われたら?放置するリスクと受診の重要性について

今年もふじみ野市の特定健診や各種健康診断が始まりました。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、自覚症状がないまま進行することがあります。今回は健診を受ける大切さと、再検査を放置するリスクについてわかりやすく解説します。
こんにちは。飯田医院です。
今年も市の特定健診や各種健診の時期がやってきました。
毎年この時期になると、
「忙しくて受ける時間がない」
「自覚症状がないから大丈夫」
「再検査と言われるのが怖い」
という声を耳にします。
しかし、実は健康診断の本当の目的は、病気を見つけることだけではありません。
自分の体の“今の状態”を知り、将来の病気を予防すること。
それが健診の大切な役割です。
自覚症状がなくても病気は進行することがあります
高血圧、糖尿病、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪の異常)などの生活習慣病は、初期にはほとんど症状がありません。
そのため、
「元気だから大丈夫」
「特に困っていないから様子を見よう」
と思っているうちに、病気が少しずつ進行してしまうことがあります。
そして気付いたときには、
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 心不全
- 慢性腎臓病
といった病気につながることもあります。
健診は、こうした病気の“入り口”を見つけるための大切な機会なのです。
「再検査」の結果は悪い知らせではありません
健診結果で「要再検査」「要精密検査」と書かれていると、不安になってしまう方も少なくありません。
しかし、再検査は決して「重大な病気が確定した」という意味ではありません。
むしろ、
「もう少し詳しく確認しましょう」
というサインです。
例えば、
- 血圧が少し高かった
- 血糖値が境界域だった
- コレステロール値が上昇していた
- 心電図に軽い異常が見つかった
このような場合でも、早い段階で確認できれば生活習慣の改善だけで十分なこともあります。
大切なのは、「異常を指摘されたのに放置しないこと」です。
放置することが一番のリスク
健診で異常を指摘されても、
「来年また受ければいいかな」
「症状が出たら病院へ行こう」
と考えてしまう方もいます。
しかし、生活習慣病の多くは症状が出る頃にはかなり進行していることがあります。
特に高血圧や糖尿病は、血管へのダメージが長年積み重なることで心臓や脳、腎臓に影響を及ぼします。
早めに見つけて対策を始めることで、将来の大きな病気を防げる可能性が高まります。
早く見つけるメリット
健診で異常が見つかった場合でも、早期であればあるほど選択肢は広がります。
例えば、
- 食事内容を少し見直す
- 運動習慣を取り入れる
- 体重管理を行う
- 必要に応じて治療を開始する
といった対応で、数値が改善することも少なくありません。
病気になってから治療するよりも、
病気になる前、あるいは軽いうちに対策する方が体への負担も少なく、医療費の面でもメリットがあります。
健診は未来の自分へのプレゼント
健康診断は、「異常を探すための試験」ではありません。
今の体の状態を確認し、これからも元気に過ごすための健康チェックです。
毎年結果を比較することで、
- 血圧の変化
- 血糖値の変化
- コレステロールの変化
- 体重の変化
なども確認でき、病気の予防につながります。
気になる結果があればお気軽にご相談ください
健診結果を見ても、
「どこまで気にすればいいの?」
「病院を受診した方がいいの?」
と迷われることもあると思います。
飯田医院では健診結果のご相談も受け付けています。
異常値があった場合はもちろん、「少し高いだけだから大丈夫かな?」という場合でもお気軽にご相談ください。
今年の健診シーズン、ご自身の体と向き合うきっかけにしていただければ幸いです。
健診は、未来の健康への第一歩です。

